2010年7月6日火曜日

なんで多いの


日本では一般の人の自殺は年間約3万人ですが、芸能人の自殺はあまりありませんね。

韓国の芸能人はそんなに打たれ弱いのでしょうか。

病気や借金問題などが原因ならともかく、ネットでの誹謗中傷は韓国に限らずどこも同じようなものです。

日本でも散々掲示板に書かれたりしていますが、それが原因で自殺した人は多分いないのではないのでしょうか。

もうちょっと強くなって生きてほしいと思う森田順子です。

引用元 朝日新聞
http://www.asahi.com/international/update/0706/TKY201007060004.html?ref=goo
韓国スター自殺、背景に事業行き詰まり・ネット中傷

韓国の人気俳優パク・ヨンハさん(32)の自殺は日本のファンに衝撃を与えたが、韓国芸能界では近年、自殺者が相次いでいる。メディア関係者らは不安定な生活や激しい競争、インターネット上での中傷などがスターたちを苦しめていると指摘する。

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 パクさんが自殺した6月30日、ソウル・江南警察署は緊急の記者会見を開き、原因について「父親の看病や事業、芸能活動によるストレスの末に衝動的に自殺したと推定される」と発表した。

 中でも韓国メディアが有力な理由として挙げるのが「事業の行き詰まり」。パクさんは自殺の数日前、「仕事が大変だ」と知人に語っていたという。パクさんは所属していた芸能プロダクションから2年ほど前に独立し、自ら芸能活動を企画、運営していた。

 韓国では芸能プロダクションの力が強い。ただ働きも含む不当な利益配分、恋愛や髪形にまで至る私生活の徹底した管理、取引先への接待の強制などが特徴で「奴隷契約」とも呼ばれる。韓国公正取引委員会は2008年11月、大手10社に契約書の修正を指示したが、09年7月には人気アイドルグループ「東方神起」のメンバーの一部が、専属契約効力停止の仮処分を裁判所に申請する騒動も起きた。

 このため、人気が出ると独立する芸能人が後を絶たない。パクさんが「冬のソナタ」で共演したペ・ヨンジュンさんやチェ・ジウさんも自ら会社を経営している。

 ただ、そうなれば自らの芸能活動だけに集中するわけにはいかなくなる。収益を気にかけ、ネット上のショッピングモールやレストランを兼業する芸能人も多いが、うまくいくとは限らない。08年9月に自殺したタレント、アン・ジェファンさんは生前、事業がうまくいかず悩んでいたとされる。

 韓国の芸能関係紙に勤務する文昶皓記者は「特にトップスターは、人気が落ちた後のことを考える。収益をあげようとして無理をし、かえって失敗する。パクさんも大変だっただろう」と話す。

背景には、韓国芸能界の激烈な競争がある。韓国では1980年代ぐらいまでは、芸能人の社会的地位は高くなかったが、メディアの発達とともに人気が上昇。韓国の教育関係の会社が5月に小学生を対象に行った「将来、なりたい職業」の調査では、20.5%の子どもが「芸能人」を挙げて1位になった。

 ひと昔前、韓国の保護者の夢は子どもを「司法考試(試験)」や外交官になるための「外務考試」に合格させることだったが、今では「芸能考試」という言葉まで登場し、芸能界を目指すための専門学校も次々に生まれている。

 芸能界に入ってからも厳しい競争にさらされ、苦労は続く。09年3月に自殺したチャン・ジャヨンさんは、有名になるためだとして所属プロダクションから強要された取引先との酒やゴルフなどの接待に、嫌々応じていたという。

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 芸能人はもともとプライバシーが守られにくく、神経質になりやすい。東亜日報の李宗錫記者によると、芸能人が管内に多く住むことで知られる江南警察署を担当していた05年ごろ、2~3カ月に1度ぐらいの割合で、芸能人の飲酒運転やケンカなどの事件事故が発生していたという。李記者は「食堂などで握手や記念撮影をねだられ、イライラする芸能人は多い」と話す。

 芸能人をさらに追い詰める原因になっていると指摘されるのが「インターネットによる中傷」(李記者)だ。

 08年10月に自殺した女優のチェ・ジンシルさんは、「チェさんが金を貸した芸能人が借金を苦に自殺した」とのうわさ話がインターネット上で広がったことに、深く悩んでいたとされる。07年1月の女優兼歌手ユニさんの自殺もネット上での非難などが原因とみられている。

 韓国の与党はチェさんの自殺をきっかけに「サイバー侮辱罪」(チェ・ジンシル法)の創設を主張。野党は「表現の自由の侵害だ」と反発したが、09年に捜査当局の取り締まりを強化する「情報通信網利用促進・情報保護法」改正法が成立した。だが、芸能人らに対する非難や中傷の書き込みは今も後を絶たない。





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